食堂の写真です。右は通りを挟んで住宅地と向かい合い、左は中庭に面しています。中庭でBBQをするときはサッシを開け食堂と一体にして使用することができます。
突き当りの棚は、ポットや電子レンジが置かれた流しを隠す衝立の役割をしています。裏の棚はあまり見せたくないものや電話等が置かれて、表は中央にモニターを兼ねたTVが60インチまで設置可能で、他は飾り棚になっています。
ここは基本的には食堂ですが、従業員たちのミーティングや会議に利用することも想定されているため、それに合わせて衝立や机の設計もしました。この部屋を食堂として利用するときは、机を写真のように並べますが、二人掛けのテーブルを教室型に並べて会議室として利用したり、五角形に並べて10人掛けのチームミーティングとしても利用することも可能です。
(撮影:上右,上中央 GEN INOUE)
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左から、風除室内にある内線電話台です。お客様は足元の棚に荷物を置き、赤く円い棚に置かれた内線電話でオフィスに連絡をします。真ん中のモニターで、太陽光パネルの発電状況を眺めながら解錠されるのを待ちます。左から二番目三番目はトイレのサインです。こういうところは殺風景になるのが常です。どうせサインは必要なのだからということで、スケッチを等身大のカッティングシートにして扉に貼りました。左から四番目五番目が南の大庇の上に載っている巨大ロゴです。H1.8mxW4mです。巨大なオブジェにすることで単なる看板であることを逸脱したいと思いまいました。右端も社名で大庇と一体化したつくりになっています。最も人の目に触れるであろう交差点に面しています。有孔折板のスクリーンを掛けて少し控え目にしていますが、最寄駅からバスやタクシーでここを訪れると、長い坂道を上がりきったところで最初に目に飛び込んでくるロゴです。(撮影:左三枚,右端 GEN INOUE)